放置すると生えたい放題に育ってくれます。
飛んできた種や胞子が発芽した草もあれば、鳥が運んできたとしか思えない見たこともない木が生えていたり。野生のパワーに圧倒されます。冬になれば枯れるかと思えば枯れた状態で残ってしまい、その下からまた生えてくる。気づけばもう手に負えない!
人間が育てようと思わないのに勝手に生えて育つ草を”雑草”、生えてほしくない木を”雑木”というそうです。
結局人間様の勝手なのですが、他人様に見せたくなくても見えてしまうお庭だからこそ見えないプレッシャーがかかってしまいます。今どきのオープン外構だったり、特にお庭づくりをなさってない場合はさらに目立ってしまいます。
防草シートはコスパ最高!
ホームセンター等で「防草シート」というものが売っています。これがとても「防草」してくれます。なんと、シートが敷いてある部分はなかなか草が生えてきません。しかしながらシートが敷いてない部分とシートのつなぎ目からは生えてきます。
また、防草シートの種類によっては紫外線で劣化しやすかったり、敷いただけだと風でめくれやすかったりします。
敷いたシートの上に砂利等を被せてあげると劣化やめくれを防げますので、弊社でも防草シートを敷く部分に砂利を被せています
土の部分や防草対策のしていない部分がある限りどんな植物も育ちやすい環境になりますので、草取りがストレスに感じる箇所にはご検討いただいたほうが良いと思います。
「防草シート」自体はそれほど重いものではありませんので、シートを敷くだけでしたらさほど大変な仕事ではないのですが、シートを敷く前に、①今生えている雑草の除去、②除去した雑草の処分、また、砂利を被せる場合に盛り上がってしまう場合は③既存の土をスキ取って処分、をしなければなりません。砂利を被せる場合の砂利運搬もなかなか重労働です。
したがって、ご自身で実施される場合は、あまり広くない面積で少しづつ実施されるのがよろしいかと思います。
ご自分で実施されるのが大変な場合は、我々のようなお庭の施工業者に相談されたほうが良いと思います。片づけから掃除までさせていただいてます。
ステキな庭は、維持しにくい庭にならないよう、楽に過ごせる庭にするために考えることも お庭リフォームのスタート地点だと思うのです。